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4days ago!!!!
4日後の12月24日 クリスマス・イヴ。なんてゆか一言でまとめれば世界的に無意味にめでたい日?恋人たちは浮かれまくってそこら中でイチャイチャするし、小さい子達はおもちゃ屋を眺めながら白ひげ赤服じいさんの不法侵入を夢見てる。もちろん私はサンタが両親だったなんて事は小さい頃から知っていたし、恋人なんて呼べる人も居ない(どうせ年齢=彼氏居ない暦ですよ!)24日のスケジュールにはハートマークなんか付いてない。その代わり星マークがキラキラと輝き「ちゃんとクリスマスパーティー♥」の文字が浮かんでる(くそ・・・、ハートマークがこんなに憎たらしいのは初めてだ。)(いや、自分で入力したんだけど!) 「はあ・・・、とりあえずちゃんに渡すクリスマスプレゼント買いに行くか・・・。」 今度のちゃんとのクリスマスパーティー(と銘打った唯のお泊りパジャマパーティー)ではちゃんと私でプレゼントを渡し合う予定(何が悲しくて女同士で・・・。)そのプレゼントを買いに行くためにメインストリートを通って一角の小さな雑貨屋さんへと向かう。お店は広さはまあまあと行ったところで、(狭くもなく広くもなくって程度?)店の中には女の子向けの可愛いアクセサリーから男の子向けなお財布とか指輪とかまで扱ってる。男女関係なく気軽に入れるお店な事もあって連日結構な人数の人が居る(でも、クリスマス前って事もあって女の子の割合も多いなあ・・・。あ、でも男の子用の指輪見てる女の子とか女の子向けのアクセサリー見てる男の人は彼氏彼女持ちなんだろうなあ・・・、ちくしょう!勝手に路上でイチャイチャして補導のおまわりさんに注意されちゃえ!)私がそんな事を心の中でモヤモヤ考えていると視界の端に見慣れた人物が映った(え・・・、まじ?) 榛 名 元 希 だ ・ ・ ・ ! あの俺様榛名様で有名な榛名元希がそこに居た。一応同じクラスだけど3,4回話したぐらいであまり面識はないし、どうせ榛名くんには『同じクラスのさん』ぐらいにしか思われてないだろうけど、私の片思いの相手・・・だった、りする・・・、んだけど!え、ええええ?なんで榛名くんが雑貨屋さんなんかに居るんだよう!(しかもクリスマス前というあんまりよろしくないタイミング!)(あああ、しかも見てるの女の子用のアクセサリー売り場だしいいい!!!!)ああ、やっぱり榛名くん彼女さんいたんだ・・・、野球部だもんね、投手だもんね、モテるに決まってますよね・・・。さよなら私の儚い恋よ!なんて軽くヘコみながら、ちゃんにプレゼントするために選んだ可愛いお財布を手にレジ持って行きお会計を済ましてラッピングが終わるのを待つ(ほんとはアクセサリーにしようと思ったんだけど、榛名くんがいるんだもん!)(榛名くんに見つかる前に早く帰ろう・・・) てゆかクリスマス間近に失恋ってどんだけ私不幸なんだろう。なんてゆかもう少しマシな失恋の仕方だってあったよね、神様!「お、じゃーん。なにお前もクリスマスプレゼントとか買いに来たのかー?」あーあ、もうどうしよう、榛名くんの幻聴まで聞こえて来たよ。そんなに榛名くんが女物のアクセサリー選んでたのがショックだったのか、私・・・。「おーい、聞こえてるかー。無視すんじゃねーぞー。」うわあ、榛名くんの顔が目の前にあるよ、幻聴の次は幻覚かあ・・・。めっちゃ綺麗な顔立ちしてるなあ・・・って、もう私これ末期的じゃね?病院行った方が良くね?「、きーてんのか。チューすっぞてめー。」榛名くんのちゅーなら大歓迎・・・って、は? 「うひゃあ!は、榛名くん!」 「んだよ、やっと気付いたのかよ」 「あ・・・ご、ごめんちょっとボーっとしてて(てゆか『うひゃあ!』って色気ないな私・・・)(だって榛名くんの顔近いんだもん!)」 「なに、もクリスマスプレゼントとか?」 「(・・・も、って事はやっぱり榛名くんは彼女さんに・・・。)うん、まあそんなとこ。でもプレゼントって言ってもちゃんにだけどね」 「・・・ああ、と良く一緒に居る隣のクラスのやつか」って榛名くんは言う。うわあ!ちゃん、榛名くんに名前で呼ばれちゃったよ。うらやましいぞこのやろう!「榛名くんは誰に買いに来たの?やっぱり彼女さんとか?」って聞くと榛名くんは「んー、彼女じゃねえんだけどなー・・・」と言ってちょっと悩んだような顔をする。榛名くんはしばらく悩んだ後、私に一言こう言った。 「な、。ちょっと相談乗ってくんね?」 * なんでも榛名くんの相談とは恋の相談。とのこと(うっわー!なんの因果関係ですか神様!)榛名くんには片思いしてる相手がいるらしくて、クリスマスのノリに便乗して告白しちゃえ!なんてアドバイスを秋丸くんから貰ったはいいけど、相手は自分のことを『野球部の榛名くん』ぐらいにしか思ってないと思うから告白しようにも出来ないとか。(うわあ、なんか私みたいな考えしてるよ榛名くん)そこで、榛名くんが思いついたのがクリスマスプレゼント。あれですか、これで一気にふたりの距離を縮めちゃえ☆的な感じですか。とても良いアイディアだと思います。でも・・・ 「なんで榛名くんが渡すプレゼントを私が選ばないといけないんだよう・・・。」 「うっせーなー、参考にするのがしかいねーんだから、しょーがねーだろ。」 うわあ・・・、これなんて拷問?片思いの相手が好きな人に渡すためのプレゼント選びを手伝わされるなんて(しかも失恋3分後!)(それでもちゃんと選ぶ私はお人好しなんだろうか・・・。) 「なあなあ、ー。これとかどうよ」 「んー、指輪かあ・・・別に良いと思うけど私的にはおススメできないなあ」 「え、なんで!」 「だって、まだ付き合ってないんでしょ?指輪は付き合ってからに取っときなよ。プレゼントするんだったら・・・あ、ほら、このブレスレットとかは?」 「おー、そんなことまで考えてんのか。じゃ、俺ちょっとそれ買ってくるわ」 私の選んだブレスレットを手に取りレジに向かう榛名くん(うわあ、榛名くんの片思いの相手って誰なんだろうなあ・・・。)(すごい愛されてるよ)榛名くんがレジを済ませたら、私と榛名くんは店を出て駅までとろとろと歩く(べ、別に榛名くんに『駅まで送る』って言われて嬉しかった訳じゃないんだからっ!)私は榛名くんとは違う路線の電車だったから途中で榛名くんとは別れた。そのとき「!今日はありがとな!」なんて笑いかけてくれる榛名くんが見れただけで私はもう幸せです!(だってやっぱり榛名くん格好良いんだもん・・・!) Merry X'mas!! 榛名くんに片思いの相手がいる事が判明し、私の恋が儚く散った買い物から4日。クリスマス・イヴ当日。やっぱり世界的に無意味にめでたい日!恋人たちはやっぱり浮かれまくってそこら中でイチャイチャするし、小さい子達はやっぱりおもちゃ屋を眺めながら白ひげ赤服じいさんの不法侵入を夢見てる。もちろん私はサンタが両親だったなんて事は小さい頃から知っていたし、恋人なんて呼べる人も居ない(どうせ年齢=彼氏居ない暦ですよ!)今日のスケジュールにはハートマークなんか付いてない。その代わり星マークがキラキラと輝き、相変わらず「ちゃんとクリスマスパーティー♥」の文字が浮かんでる(くそ・・・、ハートマークがこんなに憎たらしいのは2回目だ。)(いや、むしろ何も感じなくなってきたかも・・・)(もしかして、女の子として末期的?) 「じゃ、。家に荷物取りに行ったら、あたしの家すぐ来なさい。夜通しで騒ぐわよ」 「ちゃ・・・!夜中に騒いだらご近所に迷惑だよ。」 「はっ、そんなん関係ないわよ。むしろご近所迷惑してやろうじゃない。てゆか正直、隣の家の大学生がこないだからニヤニヤしててウザいのよね。あれ絶対今日女連れてくるわよ」 「んじゃ、。後でね!」って言ってちゃんは帰っていった。・・・・・・、私もそろそろ帰ろう。今から街中歩いても虚しくなるだけだし。そう思ってバックを肩にかけて帰ろうとした時ガラッと教室のドアが開いて榛名くんが入ってきた(んあ・・・、榛名くんだ)(そういえば今日、片思いの相手の人にプレゼント渡せたのかな?もしかしてもう告白もしちゃったと、か・・・。)(うう、悲しくなってきた。あいさつだけして早く帰ろう) 「榛名くん今から部活ー?頑張ってね!」 「おう・・・。てか、こないだの事なんだけどよ」 「ごめん、私と待ち合わせしてるから。じゃあね」 「なっ!おい、待てよ!」 まるで榛名くんから逃げるように教室を出た。あーあ、やっちゃったよ。だって榛名くんの片思いの話なんて聞けないよ、絶対泣き出しそう(だってこの数日ですら辛かったんだもん)明日会うのちょっと気まずいかもなあ・・・。「おい!、待てって!」全力疾走してたはずなのにあっさりと榛名くんに追いつかれて手首をガシッと掴まれた。うわあ・・・手おっきいなあ・・・じゃなくて! 「なんで逃げんだよ、てめえ」 「だって・・・は、榛名くんの恋愛話なんて・・・きょ、興味ないし。榛名くんが誰にプレゼント渡そうと私にはかんけい、な、い・・・もん」 「は関係なくても、俺は関係あるんだよ」 「意味わかんないよ」って言おうとした瞬間、手首にシャランという音と共に冷たい感触が走る(しゃらん・・・?)榛名くんに掴まれた手首を見ると何故かこないだ榛名くん(と私)が選んだブレスレットが私の手首でキラキラと輝いてる(・・・え、なんで?)(え、ええ?このブレスレットって片思いの彼女さんに渡すんじゃなかったっけ?「いらない」って言われちゃったとか?え、なに?なに?今なにが起きてるの!?)私がよっぽど馬鹿そうな顔をしてたんだろう、榛名くんが「、そんなアホな面してんじゃねーよ」と言って私の頭をグシャグシャと撫でた 「そんじゃ俺、練習あっからよ」 え、ええ?あれ、私まだ頭パンク中なんですけど!ちょっと整理をしよう、うん。だってこのブレスレットって榛名くんが片思いの彼女さんに渡すために買ったんだよね?でも今は私の腕に付いてるよね。なんで?彼女さんに渡したら「いらない」って返されちゃったの?それもあるかもだけど、もうひとつの可能性もあるのかな?え、でもそれって私がすごい自惚れてるみたいで嫌なんだけど?え、嘘。えええ? 頭はパンクしてもう何も考えられなかったけど(いや、思いっきり考えてるけどさ!)私に背を向けて野球部の練習のためにグラウンドに行く榛名くんに向かって、私は反射的に叫んでいた 「は、榛名くん!言ってくれないとわかんないよ!」
Present for you!!
のために買ったんだ!
2007'12.05.Wed |