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が長かった髪を切った。せっかく伸ばしてたのになんで切ったのか理由を聞くと「失恋したから」とはあっさりと答えた 「あーあ、なんであんな先輩好きになっちゃったんだろ」 「それは、お前の男見る目が無いからだろ」 「うわ!孝介、ひど!失恋直後の女の子にかける台詞じゃないよ!」 には夏あたりから(入学してから少し経ってたから6月ぐらいからか?)ずっと付き合ってたバスケ部の先輩がいたらしいけど、つい最近フラレたとか。俺的にはが誰と付き合おうが構わないけど、こうやって俺に恋愛話を持ちかけてくるのは正直ツラい(どこの世界に自分の好きなやつの恋愛話を聞きたがるやつが居るんだ)(しかも相手が自分じゃなくて他人だなんてもはや拷問だ) 「この髪さあ、願懸けだったんだ」 「・・・がんかけ?」 「そ、願懸け。願懸けって言うよりも恋のおまじない的な感じ?」 は机にうつ伏せたまま俺に説明を続ける(ああ、また拷問の時間ですか。)(てゆか俺の気持ちにまったく気付いてないコイツもすげえよな・・・。)なんでも入学したての頃、バスケ部の見学に行ったら一目惚れした先輩がいたとか(てゆか、なんでバスケ・・・)(野球部見に来いよ、野球部)そのバスケ部の先輩に2ヶ月の片思いを続けた後、やっと思いで告白したらあっさりオーケーを貰った(「孝介!私バスケ部の先輩と付き合うのー!」なんて満面の笑みで俺に報告してきた時は真面目に落ち込んだな・・・。) 「あーあ、なんか髪短いとさっぱりする。ずっと短いままでいようかなー、もう伸ばす理由もないし」 ほんと、これはなんてゆう拷問ですか?まるでは俺なんか眼中にないみたいだし。俺だけがの事を馬鹿みたいに好きなんて涙が出てきそうだ。ただなんとなくムカっときて、あいつの顔を見たくなくて、机に突っ伏した。それでもの顔が頭から離れないのは俺がやっぱり馬鹿だからなんだろう 突っ伏した机は 儚い恋の匂い 『じゃあ、俺のために伸ばしてくれよ』
2007'12.04.Tue |